静岡県焼津市では、 ドローンやスマートフォン等からの取得情報を地図上に集約し共有する位置情報付きリアルタイム情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を、2020年2月より試験導入します。 ( 配信元:@PRESS )
Hec-Eye とは
「Hec-Eye」は「㈱リアルグローブ」が、一般社団法人EDAC監修のもと開発した、ドローンやスマホ等からの取得情報を地図上に集約し共有するプラットフォームです。
総務省の「平成27年度補正予算IoTサービス創出支援事業」の採択案件を通じて構築されたリファレンスモデルを中核に開発されたサービスです。救急医療・災害対応分野での活動支援や業務効率化を目的として開発された 「Hec-Eye」は 、現在は鳥獣害対策や観光分野等も含めたより広い分野で活用されています。
焼津市の防災航空隊『BLUE SEAGULLS(ブルーシーガルズ)』
静岡県焼津市では、地震・津波・風水害などの災害発生時、ドローンを使った迅速な情報収集・対応策の検討を行うことを目的とした、防災航空隊『BLUE SEAGULLS(ブルーシーガルズ)』が、無人航空機(ドローン)を用いた災害対応人材の育成や災害対応活動を行っています。
今回の試験導入では、ドローン映像等の遠隔情報共有システムと連携した無人航空機運用の効果検証と災害対応力強化の可能性等について検討をする事となっています。
地震・津波・風水害などの災害が発生した場合に、ドローンを用いて迅速な情報収集・対応策の検討を行うことを目的として、2016年に結成されたもの。『ブルーシーガルズ』という名の由来はシティカラーである「焼津ブルー」と、市の鳥であるゆりかもめ「シーガル」をあわせたものとのことだ。
【シンポジウム】第2回「地方自治体のドローン活用事例とその未来像について」 2020年2月28日(金)
EDACシンポジウム にてブルーシーガルズの講演を行うそうです。関心のある方は、 イベント公式サイト: https://edac.jp/symposium/2020/ をご覧ください。
大分県でも「災害発生時におけるドローンの活用」を テーマとしたドローン産業研修
Hec-Eye(ヘックアイ)を活用した、大分県ドローン協議会(所在地:大分県大分市)主催のドローン産業研修「災害発生時におけるドローンの活用 ”Hec-Eyeを活用した多地点映像中継システム”」が2018年に開催されました。
ドローン産業研修は、大分県ドローン協議会の連携パートナーである一般社団法人 救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会(所在地:東京都文京区)が共催・監修として参加し、株式会社オーイーシー(所在地:大分県大分市)の協力の下、株式会社リアルグローブが提供する位置情報付きの情報配信サービス「Hec-Eye(ヘックアイ)」を活用して実施されました。防災、災害対応、レスキュー等に興味関心のある方には必見のドローン産業研修となっております。
農薬散布ドローンの基本を学べる体験会
大分県 開催概要 2020年2月9日(日) 、 2月17日(月) 開催予定