
- 1. 4K 3Dカメラ搭載機や、GPS/GLONASS対応中・小型ドローンなど、お手頃価格でハイスペックなのに日本国内仕様非対応のドローンを見てみる。
- 2. 4K 動画だけでなく 3D 動画も撮影できる UP Air ブランドのドローン「UP Air 2」
- 3. Walkera VITUS Lite 3軸 4K カメラ ジンバル付 AR ゲーム ドローン クアッドコプター 28分フライト
- 4. JYU Hornet 2レーシング5.8G FPV(4K HDカメラ)3軸ジンバルRCドローンクアドコプターRTF
- 5. WINGSLAND S6 4K UHDカメラを搭載したポケットセルリーRCドローンWiFi FPV
- 6. Ruko F11 FPV Drone( dual-band WiFi 2.4 G and 5 G)
- 7. Hubsan Zino Pro 4K( 5G WiFi 4km FPV )
- 8. Xiaomi FIMI X8
- 9. Yuneec (ユニーク)マンチスQ フォーダブル
4K 3Dカメラ搭載機や、GPS/GLONASS対応中・小型ドローンなど、お手頃価格でハイスペックなのに日本国内仕様非対応のドローンを見てみる。
4K 動画だけでなく 3D 動画も撮影できる UP Air ブランドのドローン「UP Air 2」

UP Air 2 は DJI の P シリーズを思わせるデザインの GPS ドローンです。機械式の 3 軸ジンバルに 4K 撮影対応のメインカメラに加え、2 つのカメラで風景をステレオ 3D 録画するカメラシステムを装備し、 4K/30FPS live 撮影した 3D 動画は VR ゴーグル等を用いて立体視することができます。
底部にオプティカルフロービジョンセンサーが追加されており、5m までの高さまでなら GPS / GLONASS の電波を受信できなくても安定して飛行することができます。もちろん、ローバッテリー時の自動帰還やRTHも可能。
- ヘッドレスモードとフォローミーモード
- 高度ホールド機能
- ワンキーでホームに戻る機能でアシスト
- フライトプランのカスタマイズ等初心者にも優しくサポートします。

モーター間の対角サイズは 350mm 、機体重量は 1,368g 。また、使用周波数は5.8GHzとなっています。
TXの回路図を入手して、アマチュア局の5GHZ帯で無線局登録できれば技適は何とかクリヤできるかもしれませんが、機体の登録でどうなるかはちょっと予測がつきません。
バッテリー容量は 5,870mAh で、フライト時間は 24 分。
購入できるのは、米国の Amazonで $500程となっています。
ビジョンセンサーや 3D カメラ が搭載されている分 UP Air 1 シリーズより高額設定となっています。
Walkera VITUS Lite 3軸 4K カメラ ジンバル付 AR ゲーム ドローン クアッドコプター 28分フライト

機能面は、RTH やフォローミー、ハンドジェスチャーによるセルフィー撮影、ウェイポイントフライト、ポイントオブインタレストをサポートしており、AR ゲームで遊べる機能もあるとの事。
メインローターの直径 177mm
サイズ(L x W x H) 229 x 279 x 113mm
重量 870g(バッテリーを含む)
コントローラ Devo F8S
ブラシレス モーター WK-WS-28-017A
バッテリー 11.4V 5200mah Lipo 3S
飛行時間 25分間(定位飛行)(10%のバッテリー残量) 28分間(究極飛行)

カメラ (ジンバル :制御可能な回転範囲 -90°~0°ピッチ )
イメージセンサー Sony:1/2.3″ CMOS; ピクセル:12MP
レンズ FOV 85°; 4.4MM; f/2.8 絞り ISO範囲 100-12800
E-シャッター 1/30-1/8000 写真の解像度 4000×3000(12MP)
3840×2160(8MP) 記録解像度 UHD: 3840×2160(4k) 30fps
FHD: 1920×1080 30fps/60fps
最大のビデオ保存のコードレート 64Mbit/s
サポートのファイルシステムとフォーマット Fat32; exFat
画像フォーマット JPEG ビデオフォーマット MP4
Micro SD 64G対応(最大)
コントローラー

Devo F8S
送信機 サイズ(L x W x H) 173 x 101x70mm
動作周波数 2.4G 技適対応
信号範囲 約1.5KM(オープンエリア、障害物なし、電磁妨害なし)
内蔵式バッテリー 7.4V 2200mah Lipo 2S
価格はやはりそこそこしており販売店毎に差はありますが、日本円で 約12万円ほどとなります。(DJIよりは安い)
Walkera VITUS 320 Starlight (ナイトビジョンカメラ搭載機)もあり、なかなか楽しそうです。
使用周波数と技適はクリヤしているとのことなので、機体登録の手続きで頑張って書類関係を揃えることができれば、晴れて飛ばすことも可能かもしれません。
因みに、よく似た名前の ” 2018年$99.99 という目を疑うほど安い高性能ドローン「$99なのに機械式ジンバル付き1080pカメラ、GPS/GLONASS対応、28分フライトの「PEIBO Vitus Lite」」” という記事を見かけますが、あれはあきらかに間違い記事ですのでご注意ください。
JYU Hornet 2レーシング5.8G FPV(4K HDカメラ)3軸ジンバルRCドローンクアドコプターRTF

JYU Hornet 2 は、同じ最高速度を出せる「JYU Hornet S」の後継モデルで、新型では内部構造の変更によりバッテリー容量が 3,600mAhとなり、飛行時間が 22 ~ 28 分。 バッテリー込みの機体重量は約 800g
リストストラップ式の GPS バンドが用意され、人を追尾するフォローミーモードも利用できる。

最高速度 120km/h も出せる強力なブラシレスモーターを備えたレース志向の GPS ドローン
最高級の 4K バージョンでも価格は約 55,000 円と DJI ドローンに比べればお手頃価格ですが、残念ながら 現在は 特定輸入代理店以外は入手不可となっています。(ちょっと面倒くさい)
アマチュア局の5GHZ帯での開局、気体の仕様登録書類・・など壁は高いようです。

WINGSLAND S6 4K UHDカメラを搭載したポケットセルリーRCドローンWiFi FPV

ドローンメーカー のWINGSLAND(ウイングスランド) 機体の下部に、超音波センサーと光学フロアカメラを備えることで自分の位置を計算し、安定したフライトを行う 。重量はトイドローンの域を超えた260g

Sony製 4K UHDカメラを搭載、撮影した動画データはMicroSDに保存され、アプリケーション上で動画と写真に分けて管理することが可能である、アプリケーションはWi-Fiで繋ぎandroidとiOSの両方に対応しています。 ( Wi-Fi Frequency2.4GHz; 5.8GHz )

オプションとして、サーチライト、絵文字ディスプレイ、絵文字ディスプレイを搭載可 BOOMBOOM を搭載可
POI(サークル)モード、 フォローミーモード 、RTH 機能あり。
Ruko F11 FPV Drone( dual-band WiFi 2.4 G and 5 G)

- コンパクトな折り畳み
- 3 speed modes (low/med/high) 切替可
- ジェスチャーコントロール
- ワンキー離着陸
- ヘッドレスモード
- ポイントサークル
- 飛行時間 : 25-30分
- 機体重量:520 g
- 映像到達距離:500メートルMax
- 操作距離:1200メートル Max
- 4K Photo 1080P Video(F11pro:4K Photo 2.9K Video)

タップフライ機能を使用して アプリ画面にルートを描くだけで、地図上に最大16ポイントを設定でき、自動的にウェイポイントに沿って飛行します。
これだけの機能がありながら、価格は、$300 を切ります。(米国アマゾンでの販売です)
記載がないので詳しいことはわかりませんが、おそらく 日本の技適対応にはなっていないと思われます。

Hubsan Zino Pro 4K( 5G WiFi 4km FPV )
Hubsan Zino 4Kの「PRO」仕様。

GPS + GLONASS、視覚補助着陸、軌道調整、画像追跡、自動離陸/着陸、自動復帰ホーム、低電力フェイルセーフモード、飛行制御フェイルセーフモード、4K UHDカメラ、4km飛行距離、取り外し可能フィルター
4つの飛行モード とビジョンセンサーによるスムーズなフライト・ランディングが可能。
ラインフライモード:ドローンは直線で飛行し続けます。この方法で、ビデオや写真の作成に完全に専念できます。
オブライトモード:このモードでは、ZINO Proが飛行する速度を調整するために、飛行するオブジェクトを選択できます。
ヘッドレスモード:このモードでは、HUBSAN ZINO PROの前面が固定されていないため、自由に飛行できます。
ウェイポイント:X-HubsanアプリでZINO Proを通過させたいポイントをいくつか指定することで、ドローンを特定のルートに飛行させることができます。ここで、指示されたポイントごとに高さを調整することもできます。
カメラ

3軸ジンバル、4K Video and 4K Photo UHD解像度、パノラマ動画・写真、そして取り外し可能なレンズ、フィルターを装備できます。
ブラシレスモーターと11.4V 3000mAhバッテリーにより、 飛行距離 4km 飛行時間は、23分間となっています。
キャリングケース、バックアップバッテリーとプロペラ、車の充電器が含まれており、持ち運びに便利です。

価格は、$400 (米国アマゾンでの販売) 。標準のZINO4Kは国内販売されており、業務使用としての技適があり要3陸特の機体ですが、このZINOPro4Kは国内技適を取得していないものと思われます。
【日本仕様】HUBSAN ZINO MINI PRO
機体と送信機両方に2.4G技適マークが付く機種は、現在ネットショップで販売されています。

- 三方向障害物検知
- 超高精細4K30fps動画
- 48Mピクセル撮影
- 空撮ドローン オプティカルフロー
- 長時間飛行可能 最大飛行時間35分
- 最長飛行距離6km
- 気体の登録に関しては、現在リモートID対応準備中とのことです。
HUBSANにも、これからももっと頑張ってほしいですね。期待したいです。
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Xiaomi FIMI X8

機能概要
- 5km長距離飛行 33分長時間飛行 重量 790g
- 下部音波センサー・光学センサー搭載
- 画像認識 自動追尾機能
- 自動帰還、自動離陸・着陸
- 低電圧、信号ロスト自動帰還
- クイックショット撮影
- マップ表示
- その他多機能
コントロール ( 国内技適対応なし )
衛星測位システム : GPS + GLONASS
動作周波数 : 5.725~5.850 ghz

ジンバル
回転スコープ: 0 °?-90°Pitch 角度
角度制御精度: ± 004 °
安定化: 3 軸ジンバル
カメラ
HD 4 18K カメラ
レンズ: FOV 78.8 °
口径: F2.2
焦点距離: 4.73 mm
相当焦点距離: 26 mm
センサー: 1/2 。 3 “CMOS
有効画素数: 12MP
ISO 範囲: 100-3200 ビデオ 100-1600 静止画
シャッター速度: 8 ~ 1/8000 S
最大の写真解像度: 4000*3000
ビデオ解像度: 3840 × 2160 30/25/24fps 2560 × 1440 60/50/30/25/24fps
1080 p 100/60/50/30/25/24fps 720 P 200fps
ファイルシステム: FAT32/exFAT
画像フォーマット: JPG; JPG + DNG
ビデオフォーマット: MP4
メモリカードタイプ: マイクロ SD (U3 以上) 64G~ 推奨
最大ビットレート:100 Mbps

画像認識による自動追尾、ウェイポイント経路飛行機能等盛沢山。
セット価格で、6~7万円程・・。
技適がないので日本国内での飛行は違法となりますが、個人的には是非ともほしいと思っている機体です。
Yuneec (ユニーク)マンチスQ フォーダブル
Yuneec (ユニーク)は、いくつかの 高性能で魅力的なドローンを販売しているが、日本国内の技適を取得していないものがほとんどであり。(技術的には全く問題はない)
2018年の発売ではあるが、 機体重量:480g 折り畳み式ドローン で、33分のロングフライト!4K/FullHDカメラ 搭載、スポーツモードなら、飛行速度72 km/h が可能だ。

カメラジンバルは、機械式ではなく 電子3軸スタビライザー となっている。
UHD 4K(3840 x 2160)@ 30fpsまたはFullHD(1920 x 1080)@ 30fps / 60fpsの解像度で撮影できる。ただし、電子スタビライザーは、FullHDで撮影している場合にのみ動作し、4K撮影時は使用できない。

カメラは-90°から20°までチルトすることができる 。(上下のみで、左右は不可)
IPSと超音波センサーで飛行し、GPSやGLONASS衛星に頼らなくても安定飛行できる。センサーは障害回避も可能だ。
またジェスチャーだけでなく、音声コマンドによっても起動しコントロールすることができる。セルフィーを撮る場合など便利だろう、もちろんGPSでの各種飛行モード(RTH,自動追尾、サークルなど)も備割っているので、屋外での飛行も安心できる。」

ボイスコントロール機能やヘッドレスモード(初心者向)機能も搭載されている。価格は、日本国内で 販売店により 5~6万円 程度となっている。
機体性能などを考えると、非常に魅力的な機体である。
周波数は、2.4GHz ではあるが 技適は取れていないので違法となる。(極めて残念)

ひと言
2.4GHh仕様のドローンもありますが、DJI以外の海外製ドローンは多くの場合 5GHz仕様となっています。つまり周波数確認と、4アマ若しくは3陸特の扱いとなり手軽に飛ばすことはできず、無線局の開局申請が必要となります。
紹介したもののように、海外規格ではOKでも日本の技適取得認定が無いものもあり、日本の技適の問題は大きな壁となっています。
このように、海外のみで発売されている5GHz仕様ドローンの中には、DJIと同等以上の性能でありながら実に手ごろな価格の製品が多くあります。日本の電波法の趣旨は理解していますが、技適制度・・・何とかならないものかと歯がゆい思いをしている方は多いと思います。
さらに、2022年6月以降は100グラムを超えるドローンはすべて機体を登録しなければなりません。
その際の手続きにおいて、国交省に事前登録されていない機体については、結構面倒な書類を揃えるなどいくつかの壁を超えなければならないのです。
さらに、リモートIDの問題もあります。
お役所仕事といってしまえば、そうなんでしょうね・・都市化言いようがありません。
でも、一番大変なのが昔ながらのラジコン愛好家の人たちでしょうね。 頭を抱えている方も結構多いと聞きます。




