MavicMini初飛行 レビュー! 日本特別モデルは199g。基本セットは46,200円(税込)
プロペラガードや予備バッテリなどを含めたフライモアコンボが59,400円(税込)。 11月の中旬頃の発売予定となっている。(現在DTS Soreにて予約受付中)
改正航空法の対象外(規制対象は200g以上) となる超小型の機体、最大飛行時間は18分(バッテリーは、1100mAh)、3軸ジンバル搭載で映画のような滑らかな映像の撮影が可能となっている。
外形寸法は折りたたみ状態で140×82×57mm(縦×横×厚さ)、展開してプロペラを取り付けた状態で245×290×55mm(同)
「持ち運びや飛行操作も容易で、空撮の楽しさを体験したいすべての人に最適なモデル」としている。
事前にプログラムされた飛行機能をタップするだけで飛行、映画のような映像を自動的に生成。カメラを真下に向け、被写体を捉えたまま真上に上昇する「ロケット」 、一定の高度と一定の距離で被写体の周囲を周回する「サークル」、被写体を捉えたまま、後方に飛行しながら上昇する「ドローニー」、渦巻きのように被写体の周囲を旋回しながら空中に上昇する「ヘリックス」など撮影シーンのような使い方もできる。
機体仕様
3軸のジンバルと、1/2.3インチ、1,200万画素のCMOSカメラを搭載
最大2.7Kでの空撮も可能。視野角は83度。35mm版換算で24mmのレンズを搭載する。
最大2,720×1,530ドット/30p、MPEG-4 AVC/H.264での撮影が可能で、最大ビデオビットレートは40Mbps。1080/60pの撮影も可能。JPEG静止画撮影もできる。
内蔵ストレージメモリは無く、microSDカードスロットを備えている。また、被写体の自動追尾機能(フォローミー)は備えていない。
安全技術も上位機同様に装備されている
高度制限、機体が送信機との接続を失った場合や、バッテリー残量がわずかになった場合の離陸点への自動帰還機能(RTH)、 飛行禁止区域を回避するためのジオフェンスなどを搭載。GPSレシーバーと底部に備えたビジョンセンサーによって、屋内外での正確なホバリングや安定した飛行、正確な着陸もできるという。なお、障害物回避機能は備えていない。
操 作
Wi-Fi伝送信号技術により
遠隔制御やカメラでとらえた映像のコントローラー+スマホへのHD画質でのライブ配信が可能。なお、Wi-Fiシステムの範囲は、障害物や電波干渉がなく、CE/MIC(日本)準拠の場合で最大で2km。
スマホアプリは新たに設計された「DJI Fly」
飛行と撮影がよりシンプルになり、操縦レベルに関わらず誰でもMavic Miniを最大限に活用できる。
アプリ内の専用チュートリアルを使用し、飛行について学べるほか、プリセットの編集テンプレートを使用し、映像を加工する事もできる。
アクセサリー
いろいろなアクセサリーも用意されている。
- 360度プロペラガード
- 充電ベース
- プロペラホルダー
- DIY クリエイティブ キット
- 装飾が可能な スナップ アダプター
- ミニ トラベルバッグ
- 2WAY充電ハブ
紹介動画
DPCA (一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会 )無料講習会で、 Mavic Mini のテスト飛行をしてきた感想。
大きさ、重量からするとよくあるトイドローン並みですが、やはり DJI ですね! 抜群の安定性と操作性でした。
軽量さも相まって、スティック操作から機体の反応まで割とクイックりーな動きで気持よく反応してくれます。
3軸のジンバルもよくコントロールされています。画像もきれいで安定していました。
隣で Phantom4 を飛ばしていたのですが、MavicMini の飛行音は驚くほど静かでした。
プロペラ音て案外気になるんですよね。 M.Miniの飛行音が、10メートルほど離れているPhantom4の音にかき消されるといったところでしょうか。
安全性も考慮してプロペラガードをつけておけば、室内で飛ばしてもそこそこ楽しめますね。ドローン初心者にはぴったりのモデルと言えるでしょう。屋外での安定性については、 10メートルほどしか上げていませんので 残念ながら詳しいことは今はわかりません。 ただし、機体重量から考えて耐風性はあまり期待できませんが・・。
まとめ
200g未満ということなので、廉価版トイドローンに物足りなくなったときは是非チャレンジしてみるのもいいと思います。 日本版はドローン本体と送信機間の通信周波数は2.4GHzと5.8GHz両方にに対応しています。
当然、日本国内で使用するときは GPS情報により2.4GHzの設定となります。
オーナーMの場合は、日常的な使用はもとより業務としての使い勝手も考えたいですから。 空撮をする場合は、対象物や周りの環境などによってはなるべく小型のドローンを使いたいときもあります。
屋根の上の点検時は、アンテナポールの固定ワイヤーやソーラーの架台、引込電話線・ケーブルなど結構気を使います。
もちろん、小型・軽量な機体ほど風の影響を受けやすいのも事実ですが、機体の安定性とジンバルの正確さである程度カバーできれば、あとはきれいな映像が撮れればいい訳ですからね。
それに何といっても持ち運びが便利なのはありがたいですよ。バッテリーさえ必要数を準備しておけば何とかなります。
現所有のPhantom4やMavic Proとの併用もいいかもしれません。お勧めの一台と言えます。