水中ドローンは、海中の視認チェックや漁網の点検海底の地形探査と徐々にそれらの用途での利用が拡大されてきました。法的な規制などがあまりなくまだまだ未開の分野ですが、確実にその利用法に関心が集まっています。
多くのイベントや催し物が全てキャンセルとなってしまい、このような状況の中で、様々な業種が助け合い、この困難をみんなで乗り越えようと頑張っています。このコロナ禍にあって水中ドローンで何ができるか、水中ドローンを使って、何か人のお役に立てるか・・・ということで専門会社やドローン関係団体がいろいろ考えました。
水中ドローンて、何ができるの?
水中ドローン事業に取り組む、株式会社スペースワンは、新型コロナウイルス感染症の影響により、営業時間短縮や休館措置対応を余儀なくされている水族館を守りたい!との想いを込めて、水中ドローンとの親和性の高い水族館向けに、水中ドローンの無料レンタルプロジェクトを開始 、 気軽に水中撮影ができる水中ドローンの無料レンタルを開始。(参考記事:excite news)
CHASING DORY 小型で携帯に便利なケースもある、税込5万9800円 とかなりのお手頃価格です。
水中ドローン操縦体験
6月9日、京都のスポーツクラブ イリアスにて、DPCA( 一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会 )主催、 ( 一般社団法人日本水中ドローン協会 :後援 )の、水中ドローン、操縦体験イベントに参加してみました。
一般社団法人日本水中ドローン協会所属のインストラクターによる、体験操縦指導を無料で受けることができました、正直なところ思っていた以上に楽しめました。
プールの水ということもあるんでしょうけど、光の偏光や反射を気にすることなく水中カメラの映像も結構きれいに見えるものです。
操縦させていただいた機体は、Dory というケーブル接続の小型の水中ドローンでしたが、クアッドコプターよりラジコン飛行機に近い操縦感覚で 8 の字や旋回などは思いのままといった感じですね。
水中だけに、空中のような惰性感がなく素直に方向転換してくれるので小気味よい感覚でした。
グラディウスミニの方はそこそこ高価なだけあって、ほぼ自由自在な動き(前後左右の回転やひねりなどもできる)ができます。FPVゴーグルの装着により、手動操作なしで自分の体・頭の動きに合わせてドローンが動いてくれるのが楽しいですね。
水中ドローン安全潜航操縦士 の講習会などもこれから順次開催されるとの事です。興味のある方は、H.Pなどでご確認ください。
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ひと言
最近はめっきりご無沙汰となってしまいましたが、海釣りも結構好きでよく言っていました。(釣果は自慢できるほどのものはありませんが、海に向かっているとついつい時間を忘れていいストレス解消ができます)
水中の観察や魚群の確認などにも役に立ちそうですな。お値段もアイフォンを買うよりは安く上がります。