お手軽ドローンから本格派ドローンまで、ドローンのトップメーカー 「DJI」 から 本格的なフライトシミュレーターソフトが発売されました。
今までは「DJI GO」アプリにシンプルなフライトシミュレーターが搭載されていましたが、今回リリースされたシミュレーターは、業務を想定した本格的なトレーニングができるものです。
推奨要件はGeForce GTX 1060 グラフィックスカード搭載で、OSがWindows 10のPCです。 別途、DJIのプロポを準備する必要があります。
トライアル版は無料でダウンロード可能ですが、シミュレーターで使用できる機体を増やしたりパラメータを調整できたりできる「エンタープライズ版」「カスタマイズ版」は DJI正規代理店で購入できます。
DJIのプロポをPCに接続し、バーチャル空間でドローンフライトの練習ができます
このアプリは3つのフライトモードを備えており、 基本的な飛行を学習できる「スキルトレーニング」、 自由に飛行できる「 フリーフライト」、 送電線の点検や人命救助などを想定した「アプリトレーニング」を利用できます。
正式版では、風速などのシチュエーションも調整可能です。 今回の発表は、機体のスペックはもちろん、3つのアクセサリへの対応や、本格的なシミュレーターのリリースなどにより、DJIの産業用ドローンへの本気度が伝わるものでした。
興味のある方は、”DJIフライトシミュレーター” で申し込みできます。
こんなものをわざわざ用意するのは ”ちょっとね!” という方に・・。
ドローンの操縦練習に一番適しているのは、実は トイドローン なんです。ハイ!
数万円以上のGPS内蔵型のドローンは、その機能により 自動で機体を安定させてしまうので自分の技術以上の操縦ができてしまうんですね。
ホバリングをさせてみると一目瞭然で、何もしなくても一定の高度を保ち風が吹けば現在位置をキープしてくれます。 これでは練習になりませんね。
その点、数千円程で6軸ジャイロ搭載程度 のトイドローンなら 適度にふらついてくれるので細かな機体操作の練習になります。プロペラガードつきの機体なら壁や木に当たっても簡単には壊れません。
特に、八の字飛行や対面飛行の練習には最適です。
GPS搭載機を持っている という方は、ATTIモード(GPSオフ)で練習したほうが上達は早いですよ。
但し、人や車には近づかないように十分注意をしてください。