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ドローン操縦の為の、2021年2月期3陸特無線技士!工学問題・解答集と解説!

ドローン操縦の為の、2021年2月期3陸特無線技士!工学問題・解答集と解説!

ドローンでFPVをするために! 第3級陸上特殊無線技士の国試合格を目指そう。

2021年2月期・工学問題解説

試験問題の番号ごとに、説明をしていきます。

正答:1   1÷((1/22μF)+(1/22 μF ))という計算式になります。  これは 1 ÷(2/22 μF )となり、簡素化すると、22/2、つまり2分の22ということで、答えは 11 μF  となります。

ポイント: コンデンサーの合成容量の計算は合成抵抗Rの計算とは逆で、並列接続の場合は単純に各容量を加算し、直列の場合は抵抗値の並列計算式を使用すれば求められます。

コンデンサの並列回路の合成容量は、C1+C2の単純加算となります。

 

正答: 4

ポイント: D:ドレイン G:ゲート S:ソース となり、ゲートに流れる電流の向きによる、NチャンネルとPチャンネルの違いに注意しましょう。

 因みに、シリコントランジスタの電極名は、

ベースの半導体により、NPNとPNPの2種類があります。

PとかNとか書かれていますが、詳しいことが知りたい人は半導体の種類と特性を調べてみるのも良いでしょう。 試験ではこれ以上の出題はありませんので、上記の内容を丸暗記するくらいで十分でしょう。

  

正答: 3  同軸給電線とは、

ポイント: 導波管は、(どうはかん: waveguide)とは、マイクロ波の伝送に用いられる構造体のことで、断面が長方形の筒形をしています。

  

正答: 4

ポイント: 電波は、周波数が高い(波長が短い)ほど直進性が良く、障害物がなければそのまま電離層を通過してしまいます。その代わり伝搬経路にある障害物の影響を受けやすいため見通し距離ごとに中継が必要となります。

HF帯(短波)や中・長波などの、波長の長い電磁波は、障害物の影響が少なく、見通外距離の通信に適しています。

 

正答: 3

ポイント: 機器の規格以下では、そもそも電源としては使用不可ですね。逆にあまり大きいと機器の不具合時に期待通りの動作ができず過電流で機器を破損させてしまいます。

 

正答: 2

ポイント: 抵抗Rに流れる電流をはかるときは、Rに対して直列に電流計を接続します。

また、Rの両端の電圧を測りたいときは、Rに対して並列に電圧計を接続します。

直流電源の記号は、長い線の方が+(プラス)で、短い線の方が―(マイナス)となりますので、極性の違いに注意しましょう。

 

正答: 2

ポイント: AM:振幅変調(被変調波の音声信号の振幅、つまり信号の強弱によって搬送波(実際に空中に飛ばす電波)の振幅を変調します。)

 FM:周波数変調 (被変調波の音声信号の振幅、つまり信号の強弱によって搬送波(実際に空中に飛ばす電波)の周波数を変調します。)  そのため、AM波に比べると搬送波の周波数帯は、かなり高く設定されています。

 

正答: 1

ポイント: デジタル信号の場合は、デジタル信号やアナログ信号を相互に変換するための変換操作(A/D変換やD/A変換)が必要である分処理時間が必要となります。

 

正答: 4

ポイント: PSK: デジタル変調の位相偏移変調(Phase-Shift Keying)のこと。 位相偏移変調(いそうへんいへんちょう)もしくは位相シフトキーイングとは、基準信号(搬送波)の位相を変調することによって、データを伝送する、デジタル変調方式です。

QPSK: 4-PSKともいわれ、では、基本波の位相を不連続に変化させることでデジタルデータを表現するPSKを、4種の位相を用いて表現するのが(QPSK)です。一つの位相には2ビット(00、01、10、11)が割り当てられています。

これらの詳細理論については陸特2級以上での出題となっていますので、3級試験においてはその言葉を覚えるだけで良いでしょう。

 

正答: 1

ポイント: 入力がデジタル信号で、出力がアナログ信号となるものを、D/A(ディーエー)変換器と言います(スピーカーの入力は必ずアナログ信号であるからです)。 また、アナログ信号をデジタル信号に変換するものをA/D(エーディー)変換器と言い、デジタル通信機には欠かせないものです。

 

正答: 3

ポイント: 受信周波を 一旦 効率よく増幅できる中間周波数へと変換し、更にBPF(バンドパスフィルタ)を通して不要な周波数成分を除去した後に、後続回路にて検波や増幅をおこなう方式です。 これを2段階で行うものをダブルスーパーヘテロダインと言います。

これも、詳細なブロック図などを覚える必要はありませんので、言葉をしっかりと覚えておいてください。

 

正答: 2

ポイント: 陸上特殊無線においては、その性質上中継機が必要となる事が多く、そのすべてに人員を配置することは不可能です。 そのため、リモート操作が必要となり遠隔地より制御器を使用して通信を維持する必要があるためです。

 

  

 

以上が、2月期の試験問題の解答でした。 更に詳しく知りたい方は、専門書などが多く出版されているので更に知識を深め、2級・1級とチャレンジしてみるのも結構楽しいものですよ。

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