Autel Roboticsのドローン EVOⅡ8K、 EVOⅡPro6K、 EVOⅡ DUAL。
国内バージョン(使用周波数:2.4GHz)が熱い!
折りたたみ式として世界最小クラスの8K/6K動画撮影が可能な3つのバージョンが用意されています、EVOⅡ8Kで18~22万円程、 EVOⅡ PRO6Kで21~26万円程、EVOⅡDUALは業務用ということで、価格問い合わせとなっている。
DJIとほぼ同等の価格設定ではあるが、複数メーカーが挙って高性能機を発売するのは今後のドローン業界には必要だろうと思います。早速、EVOⅡ8Kのスペックを見てみよう。
機体スペック
離陸重量 | 1127g |
寸法 | 折りたたんだ状態: 228×133×110 mm(長さ×幅×高さ) 広げた状態: 424×354×110 mm(長さ×幅×高さ) |
最大飛行速度(無風) | 標準モード:15m/s 超速モード:20m/s (時速72㎞/h) |
最大実用上昇高度(海抜) | 7000m |
最大飛行時間(標準) | 40分 |
最大ホバリング時間(標準) | 35分 |
最大風抵抗 | レベル8風速(17.2 to 20.7 m/s) |
動作周波数(2.4G) | 2.4~2.4835GHz |
GNSS | GPS/GLONASS/VIO/ATTI |
カメラスペック
センサー | 1/2″ CMOS |
画素数 | 48MP |
レンズ | FOV:79° 絞り:f/1.8 |
ISO 範囲 | ビデオ: 100-3200 (auto), 100-3200 (manu) 写真: 100-3200 (auto), 100-3200 (manu) |
シャッター速度 | 電子シャッター:8~1/8000s |
ズーム | 1~8倍 (最大4倍 ロスレス) |
静止画撮影モード |
シングルショット バーストショット:3/5フレーム 自動露出ブラケティング(AEB):0.7 EVバイアスでの3/5ブラケティッドフレーム コマ撮り: JPG:2s/5s/ 7s/10s/20s/30s/60s DNG:5s/7s/10s/20s/30s/60s ハイパーライト:サポート(4K JPEGフォ-マットで) 長時間露出:最大8s HDR画像化:サポート(4K JPEGフォ-マットで) |
静止画フォーマット | JPEG/DNG/JPEG+DNG |
静止画の解像度 |
8000×6000 (4:3) 7680×4320 (16:9) 4000×3000 (4:3) 3840×2160 (16:9) |
ビデオフォーマット | MP4/MOV |
ビデオ解像度 |
7680×4329 p25/p24 5760×3240 p30/p25/p24 3840×2160 p60/p50/p48/p30/025/p24 2720×1528 p120/p60/p50/p48/p30/p25/p24 1920×1080 p120/p60/p50/p48/p30/p25/p24 |
最大ビットレート | 120Mbps |
AEモード | Auto/Manual/シャッター優先 |
AFモード | Auto(自動)/ Manual(手動) |
AF範囲 | 0.5m~無限 |
センシングシステムス
センシングシステムタイプ | 全方位障害物検知システム |
前方 | 正確な測定範囲:0.5~20m 検出範囲:0.5~40m 有効検知速度:15m/s未満 FOV:水平:60°,垂直:80° |
後方 | 正確な測定範囲:0.5~16m 検出範囲:0.5~32m 有効検知速度:12m/s未満 FOV:水平:60°,垂直:80° |
上方 | 正確な測定範囲:0.5~12m 検出範囲:0.5~24m 有効検知速度:6m/s未満 FOV:水平:65°,垂直:50° |
下方 | 正確な測定範囲:0.5~11m 検出範囲:0.5~22m 有効検知速度:6m/s未満 FOV:水平:100°,垂直:80° |
両サイド | 正確な測定範囲:0.5~12m 検出範囲:0.5~24m 有効検知速度:10m/s未満 FOV:水平:65°,垂直:50° |
ジンバル
重量 | 70g |
機械的範囲 | ピッチ:-135°~+45° ロール:-45°~45° ヨー:-100°~100° |
コントロール可能範囲 | ピッチ:-90°~0° ヨー:-90°~+90° |
安定化 | 3軸(チルト、ロール、パン) |
最大制御速度(チルト) | 200°/s |
角度振動範囲(°) | ±0.003°@10m/s ±0.008°@15m/s ±0.013°@20m/s |
コントローラー
最大伝送距離(無障害・無干渉) | 5km |
動作温度範囲 | -10~40℃ |
動作周波数(2.4G) | 2.4~2.4835GHz |
送信電力(2.4G) | 2.4~2.4835GHz FCC: ≤26 dBm ISED:≤26 dBm CE: ≤20 dBm RCM: ≤20 dBm SRRC: ≤20 dBm |
コントローラーバッテリー | 5000mAh |
重量 | 370g |
動作電流・電圧 | 1.7A/3.7V |
充電温度範囲 | 0~40℃ |
サポート端末サイズ | 最大長さ:84 mm 最大厚さ:13 mm |
操作継続時間 | 3時間 |
充電時間 | 2時間の高速充電 |
ディスプレイ | 3.26インチ OLEDスクリーン 854(W)*480(H) ピクセル スマートフォンに接続せずにビデオをプレビュー可能 |
バッテリー
容量 | 7100mAh |
電圧 | 11.55v |
最大充電電圧 | 13.2v |
バッテリータイプ | リポ 3S |
重量 | 365g |
充電温度範囲 | 5~40℃ |
最大充電電力 | 82W |
充電時間 | 90分 |
アプリケーション
iOS、 Android 対応のアプリあり |
飛行性能や操作に関する各種機能は、高性能GPS搭載機として一通りの機能は備えられている。これは3機種共通でもあり、相違点は撮影に関する部分についてのみと言ってよいだろう。
EVO II8Kは、1/2インチCMOSセンサーと、f値1.8のレンズを搭載。最大8K/7,680×4,320ドットの動画撮影ができる。ズーム倍率は1~8倍(4倍ロスレス)。静止画は48MPで撮影可能。
EVO II Pro6Kは、最高ISO感度12,800のソニー製1インチCMOSセンサーを搭載、動画は最大6K/5,472×3,076ドットまでの撮影だが、広いダイナミックレンジでノイズにも強く、低照度下でも印象的な写真を撮影できる。レンズの絞り値はF2.8-11、静止画の解像度は20MP。
EVO II Dualは、可視光カメラに加え、米FLIR Systems製の赤外線カメラを搭載するモデル。最大640×512ドットの赤外線画像を撮影できる。1/2インチCMOSセンサーと、f値1.8のレンズを搭載し、最大8K/7,680×4,320ドットの動画が撮影可能となっている。
EVO II Dualは業務用でもあり、100万を超える価格設定となっているためそう簡単には手は出せないが、8Kと6KPROなら、趣味でも仕事でも十分楽しめそうである。
DJI以外のドローンメーカーも益々高性能化することによって、GPS搭載高性能ドローンが低価格化してくるのは大いに結構なこと、大歓迎だ。
200g未満のトイドローンも、にわかに活性化しているようである。 業務用の特殊ドローンも国内メーカーから発売されているようで、あちこちで実証実験が行われています。どんな風にドローンが活用されていくのだろうか・・・楽しみだ!