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アマ無線4級・3陸特共通。 工学問題解説!送受信機。

アマ無線4級・3陸特共通。 工学問題解説!送受信機。

送・受信機の概念図(ブロック図)の問題を過去問題から抽出し集めました。

平成28年10月以降の試験に出題されたものばかりです、試験問題は過去問題を繰り返し出す傾向にあるので、いくつかのパターンを覚えてしまえば安心でしょう。

送受信ブロック図問題

平成28年10月 ・29年2月・ 29年6月 30年2月 ・30年10月・ 31年2月・令和2年10月  出題

図は、直接 FM(F3E)送信装置の構成例を示したもの である。 内に入れるべき名称の組合せで、正 しいのは次のうちどれか。

正答:3

□Aで、IDCからの入力信号を、周波数シンセサイザーからの信号で変調を掛けます。その後周波数混合器を通り、最終段の□Bでは、必要な電力まで増幅しアンテナよりふく射します。

周波数シンセサイザでは、搬送波を作っています。 

周波数混合器は、周波数逓倍器と同様に電波として送信できる周波数に変換する回路です。

構成は同じですが、下の図のような書き方をする場合もあるので参考にしてください。

この回路で、発振回路は、搬送波を発生させる回路です、入力信号によりこの搬送波の周波数を変化させて周波数変調します。

IDC回路は、瞬時周波数偏移制限回路といい、周波数の偏移量が大きくならないように制御する回路です。つまり、高い音声信号が入ってくると、その分搬送波の周波数が高くなることになります。あまり大きく変化することは機器の効率も悪くなり、より高いバンド幅使ってしまうことになり効率的ではありません。そこでIDC回路にて周波数の偏移量を制限しているのです。

 位相変調器にてFM変調された変調波は、周波数逓倍器にて送信可能な周波数に変換された後、電力増幅器にて増幅されてアンテナから送信されます。

 

平成30年6月 出題

図は、FM(F3E)受信機の構成の一部を示したもの である。空欄の部分の名称の組合せで正しいのはど れか。

正答:1

( 参考 )

受信機で、影像周波数に対する選択度を上げるのに最も重要な役割をするものは高周波増幅器である。ちなみに高周波増幅器の役割は「高周波電流を増幅する」「選択度を良くする(混信を減らす)」「S/N比を上げる」「局部発振器の出力がアンテナから漏れるのを防ぐ」などがあります。( S : 信号、N:ノイズ)
※AGC回路は、フェージングの影響を少なくするためです。

FM(F3E)受信機で、周波数弁別器は復調器として用いられる。
FM(F3E)受信機において、受信電波の振幅を一定にして、振幅変調成分を取り除く機器を「振幅制限器」という。
FM(F3E)受信機の周波数弁別器の働きは、受信電波の周波数の変化を振幅の変化に直し、信号を取り出すことです。

 

上図は、スーパヘテロダインFM受信機の構成を示したものです

スーパヘテロダインFM受信機の場合、周波数変換部において受信した高い周波数を一旦処理しやすい中間周波数(455KHz)に変換し、FM復調器にて音声信号を取り出したのち増幅してスピーカから出力します。

スケルチ回路は、入力信号がないときも増幅されるので、雑音が増幅されてザーというノイズがスピーカから出力されるため、これをカットすることができる回路である。

 FMの復調器には、周波数弁別器などが利用されている。周波数弁別器は、受信電波の周波数の変化を振幅の変化に変換して、信号を取り出すものである。

 

令和元年10月 ・2年2月・ 2年6月  出題

図は、デジタル無線送信装置の概念図例を示したものである。□内に入れるべき字句を下の番号から選べ。

正答:1

A(アナログ信号)を、D(デジタル信号)へ変換するための回路です。(読み方は、エー・ディ変換)

 その逆の回路を、D/A変換回路と言います。 (読み方は、 ディ ・エー変換)   AFCは、自動周波数制御回路の事です。

 

令和3年2月・ 3年10月・令和4年2月 出題

図は、デジタル無線受信装置の概念図例を示したものである。□内に入れるべき名称を下の番号から選べ。

正答: 1

ポイント: 入力がデジタル信号で、出力がアナログ信号となるものを、D/A(ディーエー)変換器と言います(スピーカーの入力は必ずアナログ信号であるからです)。 また、アナログ信号をデジタル信号に変換するものをA/D(エーディー)変換器と言い、デジタル通信機には欠かせないものです。

 

平成28年以降令和4年2月までの、概念図に関する問題は、以上でした。

へ~!こうしてみると、たったの4パターンしかありませんでした。

過去問題を繰り返し練習したい方は、「無線技士資格」を、ご覧ください。

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